世界最高峰への挑戦②
2017/10/18
「ヨーロッパに8日間も行くなんてさぞバカンスを楽しまれるのでしょうね」と
クライアントにチクチクいじめられている伊藤勇矢です。笑
本当にバカンスならどれほど良かったか・・・
今回はフランスに《何をしに行くのか?》続編です。
▼これまでのあらすじを合わせてご覧ください▼
[1]フランス遠征出発7日前〜始まり〜
[2]『2つの夢』
[3]世界最高峰への挑戦①
「世界一過酷で、
世界一美しいトレイルレース」
距離別に全部で5カテゴリーのレースがあり、花形はUTMBと呼ばれる168km(制限時間46時間)の超ロングコース。マップを眺めてみてほしい。フランス・シャモニーから反時計回りにイタリア→スイス→またフランスと、じつに3か国を己の足で周遊する。
だけど、人気の秘密はそれだけにとどまらない。一番のウリはコース上から見える白き山モンブランと、周囲を彩る名峰群の息をのむパノラマだ。だからだろう。多くの人がUTMBのことを「世界一過酷で、世界一美しいトレイルレース」と呼んでいる。
つまり、UTMBは単なるキツいレースじゃない。UTMBは旅である。UTMBにはロマンがある。笑顔がある。涙だって、もちろんある。心を揺さぶるなにかがある。だってそれがトレイルランニングだから。さぁ、今年もUTMBの夏がやってくる。
引用:About UTMB
なんちゃってランナーの私ですら心を揺さぶられたので今回の大会サポートを
決意したわけですが改めてUTMBの壮大さを感じざるを得ません。
壮大すぎて規模感がわからない人のため下記引用もどうぞ〜。
UTMB® :170km / 10,000mD+、制限時間47時間、定員2,300人
CCC® :100km / 6,000mD+、制限時間26時間30分、定員1,900人
TDS® :119km / 7,250mD+、制限時間33時間、定員1,600人
PTL® :1ステージでコースマークなどがなく順位の付かない縦走イベント。2–3人のグループで参加。約290km / 26,500mD+、制限時間152時間、定員100チーム(上限300人) 。
OCC :55km / 3,300mD+、制限時間14時間、定員1,200人
#YCC:2015年から始まった高校生・大学生の世代を対象としたユースイベント。シャモニー中心部を走るプロローグの翌日となる水曜日にクールマイユールをスタート・フィニッシュする15kmのレースが開催。2017年は近隣のフランス国内のトレイルランニング大会に設けられるユースイベントともに4つのレースからなるシリーズ戦、The Young Trail Challengeが開催されます。
↑5つの大会合わせてもトレイルランの大会で7000名を超えるサイズの大会はまず他にないと思います。
しかも毎年定員を超える応募の末、抽選です。ここまで言うとフルマラソンの大会などと一緒じゃないかと
思われた方もおられると思いますがUTMBではタイムだけでなく、これまでの経験値(規定のポイント)を
満たしていないと参加できないのです。いわば猛者中の猛者しか集まらないモンスター大会それがUTMB。
日本人参加者も毎年増えており下記引用も一読しておいてください。
日本からは318人がエントリー:今年は5つのイベントに92カ国から約9300人がエントリー。国別でみるとフランス(3,516人、37.8%)が一番多く、スペイン(911人、9.8%)、イタリア(815人、8.8%)、イギリス(524人、5.6%)と続き、5番目に多いのが日本(318人、3.4%)となっています。近年増えている中国は301人、アメリカは212人となっています。
エリート選手も例年以上に勢ぞろい:今年は171kmのUTMB®︎に加えて、CCC®︎、TDS®︎もUltra-Trail® World Tourのシリーズ戦に入ったためか、各国のトップ選手が揃います。選手の実力の目安となるITRAの成績指数でみると、男子でUTMB®︎のトップ20圏内をねらえる800ポイント以上のアスリートはPTLを除く4つのレースに計148人がエントリー。女子でUTMB®︎のトップ10圏内をねらえる700ポイント以上は50人となっています。その顔ぶれは明日以降に当サイトでもご紹介します。
自然環境保護のための取り組みも年々進化:フランスでは今年1月にスポーツ省とWWFフランス支部の呼びかけに応じて、国際的なスポーツイベントを主催する20の団体が環境に対して責任ある運営をすることを宣言する憲章に署名しました。ツール・ド・フランス、パリ・マラソンといった大会とともにUTMB®︎も署名に加わっています。また、2015年から取り組んでいる大会自らによるトレイルの整備事業では、今年はヴェルネイ湖(Lago di Verney、PTLとTDSのコースの一部でCol du Petit Saint-Bernardの近く)、ピラミデ・カルケレス峠(Col ded Pyramides Calcaires、UTMBのコースの一部でセーニュ峠からコンバル湖 Lac Combalまでにあり数年前からコースとなっている)の補修や整備を行いました。これらの整備事業にはUTMB®︎の行う環境事業に寄付をすることで抽選なしでエントリーできる「Environmental bib」を通じて8人から寄せられた寄付金が充てられています。
引用元:15回目となるUTMB®が来週開幕、当サイトも現地からレポートします。 #UTMB17
現地で日本人ランナーと再会したらきっと泣いてしまうんではないだろうか?
世界を巻き込んだトレラン界の祭典に少しでも興味を持ってくれたら幸いです。
てか、ここまで書いてみて読み返すとやっぱバカンスじゃねぇか!
次回に続く
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