世界最高峰への挑戦①

出国するまで残り4日、準備で部屋がグチャグチャの伊藤勇矢です。
（すみません言い訳です。いつもグチャグチャです！笑）

これまでフランス遠征に行く動機、理由をお伝えしてきました。

▼まだ知らない方はこちらも合わせてご覧ください▼
［１］フランス遠征出発７日前〜始まり〜
［２］『２つの夢』

そして今回はフランスに《何をしに行くのか？》です。

シンプルに言うと大会のメディカルスタッフです。
これまで日本一と呼ばれる大会でのサポート経験から
スポーツ現場でアスリートを診ることが格段に増えました。
それは過酷な競技であればあるほど、競技者の身体はボロボロで
本当にヒドイ状態で来られます。

普通なら「これちょっと無理じゃない？」というような症状の方を
限られた時間の中で歩けるようにして帰さないといけない。
来た時よりもビックリするほどよ～くなってもらいたい！

そのためには技術は勿論のこと質の高い経験値が必要です。
これまで何度も失敗しながら、改善しては検証の繰り返しによって
培ってきた自分の業を最大限発揮できる場所を求めてとうとう世界最高峰のＵＴＭＢに・・・

What is UTMB?

世界中のトレイルランナーを魅了する
『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン』とは
（UTMB：Ultra-Trail du Mont Blanc)

昨今のランニングブームの成長過程で現在、日本でも潜在人口70万を超える
「トレイルランニング」は公道から山へと舞台を移し、山道を駆け巡る解放感と
自然を楽しみながらゴールを目指す競技性から多くのマラソン愛好家を魅了しています。

そんなトレイルランニングの世界で一番有名な大会でありフランス、イタリア、スイスを
跨ぐモンブラン山脈を舞台に16８kmを走破するUTMBの大会初、日本人メディカルトレーナーとして参加します。

というか私以外に日本からサポートのために参加する人がこれまでいなかったというだけ。
こんなオモシロイ大会は他にないと私は考えているのですが日本では知らない人の方が多いかもしれませんね。

9年前のＮＨＫの特別番組などでも取り上げられて日本人ランナーの参加者も毎年増えているみたいです♪

知らない方々のために世界中のランナーのあこがれの舞台であり、
世界最高峰の大会と称されているウルトラ・トレイル・デュ・モンブランの
魅力を今回から２回にわたり伝えて行きたいと思います。

ケーキのモン○ランに由来！？

モンブランという山の名を聞いたことがない、という日本人はいないだろう。ケーキの名前になってるくらいだし。それと同じく、ウルトラトレイル・デュ・モンブラン（以下UTMB）のことを聞いたことがない、というトレイルランナーもほとんどいないはずだ。むしろ、このレースに憧れを持つランナーは多い。日本からも毎年100人以上の市民ランナーが参加しているのだ。
と同時に、UTMBには世界各国のトップランナーが競う”実質的な世界選手権”としての側面もある。モンブランとその麓の街シャモニーは、今なおヨーロッパ山岳史の中心だ。なんせヨーロッパアルプスの最高峰。山に魅せられたトレイルランナーたちが憧れるのも無理はない。

引用：About UTMB

トレラン界の世界選手権という立ち位置にありながら市民ランナーでも
頑張れば参加できる今大会を人生の目標にする人もいるそうです。（ガチです）

スイーツに目のない私ですから、この大会にかける想いはランナー以上です。笑

次回に続く