神戸市東灘区のいとう鍼灸整骨院 院長のブログ

三宮・岡本・芦屋で肩こり、腰痛、猫背、ストレートネックの根本治療なら、姿勢改善のいとう鍼灸整骨院

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【笑顔が生まれる姿勢体幹体操プロジェクト誕生秘話】

   

神戸まつり選出された唯一の体操・・・

2年前に要請があり、子供達が楽しく体づくりに取り組めるために考案した『笑顔が生まれる姿勢体幹体操』が現在、東灘区の小学校児童約3000人強が取り組んでくれています☆多くの方々のご協力のもと、幼保、小、中、大学との連携が実現し、子供達だけでなく、大人の肩こり、腰痛予防体操としても広まって来ているようです。それだけでなく、今回5/20に開催される神戸の最大市民イベント、《神戸まつり》のお祭りパフォーマンスに選ばれました。そして三ノ宮のフラワーロードで体操を子供達と一緒に披露することが決まっています。

笑顔が生まれる姿勢体幹体操プロジェクト

はじまりは2年前。当時《体幹》や《姿勢》というキーワードがTVでも取り上げられていたこともあり、『神戸で唯一の姿勢改善専門・・・』と謳っていた私に白羽の矢が立ちました。学校現場で働く職員の方からの相談で「ウチの学校の子みんな姿勢悪いんです。授業してても集中できてないように感じるし、最近なんでこんなことで?と思うようなケガが増えているように思います。何かいい方法ありませんか?」

こんな相談が当時、他にも3件ほどあり、現代の学校教育の現場で何かが起きている。と感じるようになり、「一度見に行っていいですか?」と提案したところ、心よく了承してもらえた。

実際、教室の後ろから見ていると、多くの子供がまっすぐ座れていない。片肘をついたり、椅子に浅く座って背もたれにべったりもたれていたり、机の上に上半身を預けるようにしている子が目立つ。前から見ると椅子の足に自分の足を引っ掛けて座ってる子も多く、机と頭の位置が近い。横から見ると見事な猫背の集団が目の前にいるのである。

姿勢が悪いのはわかった。でもそれだけが原因じゃないように感じ、先生だけでなく、児童や保護者、児童を取り巻く環境も知る必要性があったので年間通じて関わらせて頂くことに。

『治療からの卒業』

当院のコンセプトである『治療からの卒業』はシニアに限った話ではなく、予防という観点から見ても子供達にも当てはまる。
現在、国内でも発達障害などが問題視されているが「その診断ちょっと待って!」と思うケースが沢山ある。薬やる前にまだやることあるかもしれない。他の可能性も一緒に探そう。診断されてなくても生活やコミュニケーションに支障があったり、成長過程で徐々に出てくる場合もある。だからこそ早めに気づいて行くことができるような取り組みが必要だと考えています。私の力は微力かもしれないが、かなりマジだ。
だから、教育の現場に足を踏み入れると決まった時、生半可な覚悟でやるのはやめようと決めた。
何度も足を運び、出来るだけ多くの視点からヒントを得ようと他の多分野の専門家達にも相談したり、時には児童にもインタビューした。心とカラダの姿勢を整える講演だから姿勢講演。回を重ねる毎に児童の姿勢に対する意識が変わっていく声が集まりました。

 

特に年末に行われた学校保健委員会で聞いた「自分の姿勢が悪いと思う?」の問いには90%以上の児童が自信満々に手を挙げていた(3校すべて)みんな自分が姿勢が悪いことは理解している。でもどうやって改善したらいいかわからない。それは保護者もそうだし、学校の先生も同じ。

だから、姿勢が悪い児童がいたら「姿勢をピシッと!」と一喝するしかない。これではその時(その瞬間)は姿勢を正そうとするかもしれないが、1分もすれば元通りの猫背君だ。

原因推測

原因を突き詰めれば、幼児期の運動機会の減少。便利すぎる幼児グッズ(ベビーカー、バンボ、手押し車)の普及。幼児期に獲られたであろう発育発達過程において、使わずに飛び越して成長し、いくつかの反射が残存しているケース(これは大人においてもよくある。私もそうだ。)

成長するにあたって取り巻く環境でいうと、遊びのバリエーション不足(ちょっと危ない遊びは現在ご法度のようです。)昔は人の家の屋根や塀の上を歩くようなおふざけも目を瞑ってもらえていた時代がある。
「落ちるから危ない!」と親に言われるだろうけどバランス力を養うためには、あえてアンバランスな環境に身をおかないとバランス力が養われることはない。(塀や屋根じゃなくも5cm地面から上がった所からでも練習はできます)

過保護すぎるのも危機察知能力や危機対応力を獲得するチャンスを奪っていることになる。

そういった背景を含め、今の子供達の足らない要素を補填でき、しかも楽しく毎日取り組めることってできないかなと。

一人一人、自分で診ていたら何年かかるかわからない。同業や専門家に委託するにしても誰に頼むかの選考基準が曖昧だと許可がおりない。
今の時代背景から教職員の負担を増やしてしまうと続かない。(さらに職員主導ではじめるとその職員が転任したら続けれない)
と考えた末、最終的に子供達が子供達に教えることができる『体操』にしようとなったわけです。

問題は山積

体操というジャンルは私にとって初めての試みであり、どういった動きの要素を入れ、しかも流れとして考えないといけない。簡単すぎてもダメだし、難しすぎてもダメ。体感の変化を感じられシンプルで簡単だけど少し努力が必要・・・やればやるほどハマる。そんな体操にしようと診療が終わってからヒントを見つけるべく、ラジオ体操の歴史を調べたり、古今東西の体操をピックアップし比べて、1つ1つの動きの狙いは何なのか?何度も何度も繰り返し、見ながら手探りで探すうちに、規則性やムーブメントのつながり、リズムなど今まで見えてなかった部分がだんだん見えてきました。そして、最も難しかったのが“曲の選曲”児童がついつい楽しくなって動き出してしまうようなリズムとメロディの曲ないかな?
時間は学校をはじめ家庭でもできるようにと考えたら5分が限界かなと。著作権のこともあるので、できたらフリーで使えるもの。もしくは許可が降りるもの。そんな条件の曲を約2000曲から50曲に絞り、リズムとメロディに動きを乗せて何度も試す。何度も何度も。そして3曲に絞り、その中から一曲を選んだ時点で[教育][ダンス][音楽]の分野の専門家に見てもらって意見を求めたところ。

「ダメだね」
「全然ダメ」
「はっきり言ってダサい」

しゅん・・・
夜中におっさんが1人で黙々と考え、試行錯誤した努力の結晶は一瞬でバッサリいかれましました。
それにしても専門家の意見はとても為になることが多い。ネガティブ意見以外にも「この動きをこうした方がオモシロくなるよ」「子供がやるんならポーズにこだわってやると覚えやすい」「音に乗せる動きのタイミングを合わせるとまとまって見える」
治療院の中で治療ばかりしてたら解らない視点からのアドバイスは私にとって、とても新鮮で、創作体操の土台を作るのには欠かせないものとなりました。構想から考えると実際6ヶ月、ようやく完成したものの、学校現場での取り組みになるまでの時間はかなり空いていて、実際にお披露目したのは去年の秋となりました。

はじめは「5分は長い」と言われていましたが効果をその場で体感してもらい、納得して頂けたので児童に試してみることに・・・。

ドキドキの1回目。

見様見真似で体操をする児童たち。体操が終わる頃には「もう一回したい!」と児童たちからアンコール♪(コッソリ泣きそうになりました)
それから、あちらこちらから声がかかり、姿勢体幹体操は東灘区だけでなく、中央区や市外にも広がっていきました。
まだ産声をあげて2年。ヨチヨチ歩きができて半年程ですが今回、神戸まつりに選んでもらえたのはいつも現場で熱心に指導にあたってくださっている先生と楽しみながら広めてくれている子供達、保護者のみなさんのおかげです。
神戸まつりがゴールではなく、ここから全国に広がっていくことを目指して準備していきたいと思います!

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

笑顔が生まれる
姿勢体幹体操プロジェクト
代表 伊藤勇矢

 - お知らせ, こども

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